神八井耳と美濃・尾張– category –
-
尾張国海部郡・中島郡・愛智郡の交通
『日本霊異記』第27縁に、愛智郡片輪里の女の話がみえます。 女は、尾張国中島郡大領に嫁いだのですが、怪力が災いして尾張国司と問題を起こし、離縁されて故郷に戻り、草津川の河津で洗濯していたところ、再び事件が起きます。 (→ 『日本霊異記』の尾張... -
品它真若王と尾張連祖建伊那陀宿禰
応神は、品它真若王の3人の娘と結婚し、そのなかの中日売とのあいだに仁徳が生まれました。 仁徳は「誉田(ほむだ)の日の御子」とよばれ、出身母体を、品它(ほむだ)真若王一族とする認識がうかがえます。(→ 品它真若王と応神・仁徳) 品它真若王は、... -
品它真若王と応神・仁徳
『記』応神記に、応神と品它真若王の娘3人の婚姻の記述がみえます。 品陀和気命、軽島の明宮に坐して、天の下を治めき。 此の天皇、品它真若王の女、三柱の女王を娶りき。 一はしらの名は、高木之入日売命。次に、中日売命。次に、弟日売命。 〈此の女王等... -
河内志紀と尾張を結ぶ神八井耳
『記』応神系譜にみえる品它真若王の本拠地について、「蓬蔂丘の誉田陵」(応神陵・『紀』雄略紀)の所在する、河内国志紀郡の「誉田」とする説があります。(『日本歴史地名大系』(JapanKnowledge):大阪府:羽曳野市>誉田村) 『記』に、品它真若王の... -
尾張連と「壬生」
「天孫本紀」尾張連系譜に、13世孫の尻綱根とその妹、尾綱真若刀俾命と金田屋野姫命について、次のような記述がみえます。 13世孫尻綱根命此命 誉田天皇御世 為大臣供奉妹尾綱真若刀俾命此命 嫁五百城入彦命生品陀真若王妹金田屋野姫命此命 嫁甥品陀真...
1